当社では、不同沈下を防ぐために住宅地盤調査を行っています。
不同沈下とは建物が不揃いに沈下を起こすことを言います。
家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾くような状態のことです。
不同沈下が起こると、建物に大きなダメージを与えます。その理由は本来、水平・垂直を保っていなければならない建物の構造を支える部材が不同沈下によって平行四辺形や台形に歪み、一ヵ所に荷重が集中して無理が生じるからです。
また不同沈下によって家が傾くと、日常生活にも影響を与えます。
窓から雨が吹き込みドアやサッシの鍵が掛けられなくなり外出できない。
気密性が失われてエアコンの効きが悪くなるほどです。
特に雨仕舞いが悪くなることで躯体の腐食が進み建物の寿命が短くなったり、耐震性能が著しく損なわれるのは問題です。
さらに、床の傾きによって精神的にストレスがたまったり、眠れなくなることもあります。
※技術提供:ジオテック社
※表示例
許容地耐力参考値 | qa1 | qa2 |
---|---|---|
12kN/m2 | 12kN/m2 | 12kN/m2 |
地盤調査手法「スウェーデン式サウンディング試験」は、先端にスクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に、100kgまで荷重を加えて貫入量を測ります。
貫入が止まったらハンドルに回転を加えて地中にねじ込み1mねじ込むのに必要な半回転New(180°の回転を1回と数える)を測定します。
試験時にロッドに伝わってくる音や貫入抵抗から、砂質土と粘性土の判別を行います。
軟らかい地層では、深さ10m程度までの調査が可能です。
1976年にはJIS規格に制定され、現在では戸建住宅向けの地盤調査のほとんどが本試験によって実施されるに至っています。
当社では軟弱地盤対策として「ジオコラム工法」「小口径鋼管杭工法」「表層改良工法」を用いた地盤補強工事を行っております。
大切な家を改良体の柱で支える「ジオコラム工法」。
軟弱地盤はジオコラム工法におまかせください。
大切な家を強固な支持層で支える「小口径鋼管杭工法」。
地盤状況、敷地条件への広い対応範囲が特徴です。
大切な家を版状の改良体で支える「表層改良工法」。
沈下防止・地耐力増加・液状化防止に優れた効果を発揮します。
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